priority default-priority

受信したフレームが802.1Q VLANタグがついていなかった場合、802.1p値をいくつで動作するかを指定します。
802.1p値を変更することにより優先度を指定することができます。802.1p値が大きいほど優先度が高くなります。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 ポート2からの受信フレームに802.1Q VLANタグが付いていなかった場合に、802.1p値を7とする

Router(config)#line lan
Router(config-line lan)# priority 2 802.1p default-priority 7


コマンド書式

priority {<1-10>|host} 802.1p default-priority <802.1p値>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
<1-10>|host L2 QoSを物理ポート毎に動作させるか、内部ポートで動作させるかを指定します。

1〜10 物理ポートで動作させる
host 内部ポートで動作させる
1〜10
host
省略不可
802.1p値 802.1Q VLANタグがついていなかった場合の802.1p値を指定します。 0〜7 省略不可


この設定を行わない場合

802.1p値の変更を行いません。
802.1p値は"0"として扱われます。


802.1p値の優先度に関して

802.1p値は、優先度を0〜7で指定することができます。
802.1pのプライオリティレベルは、以下8段階に規定されています。
優先度 802.1p値 プライオリティレベルの内容
高い








低い
7 予約
6 会議型の音声
5 会話型マルチメディア
4 制御を必要とするアプリケーション
3 クリティカルアプリケーション
2 標準的なストリーム
1 バックグラウンド
0 ベストエフォート


設定モード

Ethernet設定モード

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